【飲食業界必見】スチームコンベクションオーブンを導入すべき理由

2024年4月19日

飲食業界におけるキッチンの効率性と料理の品質は、ビジネスの成功に欠かせない要素です。その両方を向上させるための優れたソリューションの一つが、スチームコンベクションオーブンの導入です。この記事では、スチームコンベクションオーブンの利点と導入のメリットについて詳しく紹介します。

こんなお悩みがありませんか？

・調理量が多くて、時間も人手も常に不足している

・新しいメニューを展開したいが、スタッフへの教育や一貫した品質での提供を考ると難易度が高い

・スチームコンベクションオーブンは導入したいが、初期費用とランニングコストを考えて躊躇している

導入するのに躊躇する理由はたくさんありますが、上記の悩みに一つでも当てはまる場合には一貫して高品質で多種類の調理が出来る「スチームコンベクションオーブン」の導入がお勧めです。

スチームコンベクションオーブンとは？

スチームコンベクションオーブンは、スチームと熱風を賢く組み合わせた最新の調理機器です。加熱モードを自在に切り替えられるので、さまざまな料理に対応できるのが大きな特長です。

調理中に乾熱 (対流) と湿熱 (蒸気) を自動で切り替える機能もあり、様々な調理に対応することができることが特徴です。そのため、スチームコンベクションオーブン一つで野菜やを素早く簡単に蒸すことや、肉や魚をローストすることもできます。

スチームコンベクションオーブンの導入が向上させる２つの事

スチームコンベクションオーブンを導入するメリットは以下のようなものがあります。

効率的な調理プロセス
スチームコンベクションオーブンは、多様な料理を効率的に調理するための理想的なツールです。そのプログラム可能な機能により、料理の調理時間を短縮し、従業員の作業負担を軽減します。また、一度に多くの料理を調理できるため、ピーク時の注文にも素早く対応できます。
一貫した料理の品質
スチームコンベクションオーブンは、料理の品質を一定に保つのに役立ちます。均一な加熱と湿気の調整により、食材の栄養価や風味を最大限に引き出し、美味しさを保ちます。これにより、顧客満足度を向上させ、リピーターを増やすことができます。
省エネとコスト削減
スチームコンベクションオーブンは、効率的なエネルギー利用と水の節約に貢献します。そのプログラム可能な機能により、必要な時に正確な量のスチームを生成し、無駄を削減します。これにより、ランニングコストを削減し、ビジネスの利益を向上させることができます。
スタッフの労力削減とトレーニングの簡素化
スチームコンベクションオーブンは、従業員の負担を軽減し、トレーニングを簡素化するのに役立ちます。自動化された調理プロセスにより、料理の調理が簡単になり、従業員は他の重要なタスクに集中できます。また、オーブンの操作やメンテナンスも比較的簡単であり、従業員のトレーニングコストを削減できます。
様々な料理に対応可能
スチームコンベクションオーブンは多目的であり、肉料理から野菜料理、パン、デザートまでさまざまな料理に対応できます。そのため、メニューの拡大や多様化に対応し、顧客の好みやニーズに応えることができます。

スチームコンベクションオーブンの導入は、食材の栄養価を保ちながら、高品質で一時に大量調理が出来る為、飲食業界における①料理の品質 ②効率性を向上させるための効果的な手段なのです。

スチームコンベクションオーブンを活用した調理例

魚の蒸し焼き:
魚をスチームコンベクションオーブンで調理すると、肉厚な魚もしっとりとジューシーに仕上がります。特に、白身の魚やサーモンなどの脂ののった魚は、スチームコンベクションオーブンを使用すると特に美味しく仕上がります。塩やハーブをまぶして蒸し焼きにするだけで、簡単に本格的な料理が完成します。
野菜の蒸し煮:
スチームコンベクションオーブンを使用すると、野菜を蒸し煮するのがとても簡単です。野菜の栄養が逃げにくいため、より栄養価の高い料理を楽しむことができます。季節の野菜を選んで、オリーブオイルやハーブ、調味料を加えて蒸し煮にするだけで、素材の味を存分に楽しむことができます。
パンやピザの焼き上げ:
パンやピザをスチームコンベクションオーブンで焼くと、外側はカリッと、中はふんわりとした食感に仕上がります。特に、生地の発酵や焼き上げの際に湿気を保つことができるため、より美味しいパンやピザが焼きあがります。市販の生地を使っても簡単に調理できるので、手作りの料理を楽しみたい方にもおすすめです。

保育園での使用体験談

120名程度の保育園でのスチームコンベクションオーブン（ガスタイプ、２台縦重ね置き）実際の活用例

保育園には大型のガスコンロが4口と小型が2口が備えられています。そのうち1口は離乳食の調理に使用され、残りの口でスープや煮物が手作りされます。しかし、私たちはスチームコンベクションオーブンのおかげで、調理の効率化を実感していました。

オーブンを使って肉や魚を調理することは、まさに効率的という言葉が相応しいです。火加減や焼き加減を気にすることなく、一度に多くの食材を調理できるので少人数でも効率的に調理が可能でした。

また、火加減の難しい魚や鶏肉もスチームを使う事でふっくらと仕上がり、簡単に美味しく調理出来ました。

さらに、オーブンはスイーツ作りにも欠かせません。クッキーやケーキのスポンジ、そして蒸しパンまで、異なる調理方法の様々なおやつを手作りすることができ、子どもたちもバリエーション豊富なおやつを楽しんでいました。特に、パンが好きな子どもたちにとって、温め直しが難しいベーグルも、スチームコンベクションオーブンならば外はカリッと、中はふんわりもっちりとした理想的な食感に仕上げることができました。

スチームコンベクションオーブンの清掃については、焦げついてしまった時の内部の清掃は一苦労でしたが、日々の清掃に加え、１ヶ月に1度のしっかりとした清掃自体は、そこまで大変な作業ではありませんでした。（※職員は全員女性）

このように、オーブンの活用によって、保育園での多種に渡る調理作業がより楽しく、効率的に出来ていたと思います。

スチームコンベクションオーブン導入のデメリット

スチームコンベクションオーブンは多くの利点を提供しますが、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

初期投資とランニングコスト:
スチームコンベクションオーブンは比較的高価な設備であり、導入には大きな初期投資が必要です。また、運用に伴う電力や水の消費量が増加し、ランニングコストも高くなる可能性があります。
技術やメンテナンスの必要性:
スチームコンベクションオーブンは高度な技術を要する場合があり、従業員に適切なトレーニングが必要です。また、定期的なメンテナンスや清掃が必要であり、それらを怠ると機器の効率や性能が低下する可能性があります。
スペースと設置の制約:
大型のスチームコンベクションオーブンはスペースを必要とし、設置場所やキッチンのレイアウトに制約を与える可能性があります。設置場所の選択や周囲の環境について慎重に考慮する必要があります。
調理特性への適応:
一部の料理や調理方法には、スチームコンベクションオーブンが適していない場合があります。特定の料理の風味やテクスチャーを得るためには、他の調理方法がより適している場合があります。
依存度と過信:
スチームコンベクションオーブンの導入により、従業員がその機能に依存し過ぎる場合があります。オーブンの故障やメンテナンス時に、代替の調理方法や設備が十分に準備されていないと、業務に支障をきたす可能性があります

まとめ

スチームコンベクションオーブンは、健康志向の高まりや料理の多様化により、その需要が拡大しています。

スチームコンベクションオーブンの導入は、飲食業界における料理の品質と効率性を向上させるための効果的な手段ですので、その多様な利点を活用し、事業の成功に貢献することができます。

初期費用には補助金の活用も出来ますので、是非、スチームコンベクションオーブンの導入を検討してはいかがでしょうか？

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