発表日:令和6年10月1日
千葉県環境生活部温暖化対策推進課
県では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの活用や省エネルギーの促進などに取り組んでいます。
令和4年度から、家庭や事業所への再生可能エネルギーの導入を一層推進するため、県と協定を締結した事業者が、太陽光発電設備等の共同購入への参加者を募集し、一括して発注を行うことでスケールメリットを活かした価格低減を図る「千葉県太陽光発電設備等共同購入支援事業」を実施しているところであり、今回、導入方法にリース・PPA※方式の共同調達を追加した事業を新たに実施します。
※PPAモデルとは「Power PurchaseAgreement」の略称で、「電力購入契約」と訳されます。
目次
1 事業概要
- 県が公募により選定した支援事業者※と協定締結
- 支援事業者が共同購入等(リース・PPAを含む。以下同じ)への参加を希望する事業者等を募集
- 共同購入等への参加を希望する事業者等による参加登録
- 参加登録をした事業者等は、施工事業者が提示した設置金額等を見て導入を判断し、導入を決めた
場合は施工事業者と契約を結び、太陽光発電設備を設置
※令和6年4月1日 アイチューザー株式会社と協定締結
※令和6年8月22日 株式会社エナーバンクと協定締結
2 導入方法について
区分 | 自己所有(購入) | リース | PPA |
---|---|---|---|
概要 | 導入事業者自らが太陽光発電設備を購入し、管理する方法です。 太陽光発電設備は導入事業者の所有物となります。 | リース事業者が導入事業者の所有する施設に、太陽光発電設備を設置する方法です。毎月定額のリース料を支払うことで、太陽光発電設備を利用できます。 | PPA事業者が導入事業者の所有する施設(屋根等)を貸りて、太陽光発電設備を設置する方法です。 導入事業者が消費した分の電力に対してサービス利用料を支払うことで、太陽光発電設備を利用できます。 |
所有権 | 導入希望者 | リース事業者 | PPA事業者 |
費用のかかり方 | 施工時に一括支払 | 固定のリース料金を毎月支払 | 電気使用分を毎月支払 |
契約期間 | – | 10年程度 | 20年程度 |
メンテナンス | 自己負担 | 一部費用に含む | 費用に含む |
事故対応 | 自己負担 | 自己負担 | 費用に含む |
3 共同購入等への参加について
- 参加者 県内に事業所等を有する事業者等
- 対象設備 太陽光発電設備(10kW以上) ※オプションとして、蓄電池等も併せて購入できます。
- 募集期間 令和6年10月1日(火曜日)から令和7年2月28日(金曜日)
- 参加方法 以下の専用WEBサイトから参加登録いただけます。
※専用WEBサイトは、県と協定を締結した支援事業者が運営しています。
【自己所有(購入)】
みんなの会社に太陽光 専用WEBサイト
【リース・PPA】
事業用太陽光発電共同調達プロジェクト 専用WEBサイト